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2/10 賢治さんのお菓子な世界@岩手県 [宮沢賢治の事]

岩手県一関市で、宮沢賢治の作品世界の楽しさを、食の切り口からおはなしします。
参加者みんなで、早池峰山に見立てたとっても簡単なお菓子作りも。
楽しいお茶っこの時間が待っています。

どなたもどうかお越しください。決してご遠慮はありません
ご参加お待ちしています♪(申込締切は2/6(火))

【講演会&お茶会「賢治さんのお菓子な世界」】
〇日時:2024年2月10日(土)10:00-12:00
〇会場:東山地域交流センター一関市東山町長坂字町335-1 
〇参加費:材料代として500円
〇主催:ブドリとネリの会
〇問合せ・申込先:※申込締切2/6(火)です
 石と賢治のミュージアム 
電話:0191-47-3655
 https://www.city.ichinoseki.iwate.jp/in
dex.cfm/6,21145,149,html

フライヤー ↓ クリックすると大きくなります
掲載用 2月10日ブドリとネリの会案内.jpg



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NHKラジオ第2「声でつづる昭和人物史〜賢治を語る 1」 [宮沢賢治の事]

宮沢賢治が亡くなって今年で90年。賢治本人の音声記録は残念ながら残っていませんが、縁のある人たちの言葉で宮沢賢治を偲ぶラジオ番組があります。
〇2023年9月4日(月) 20:30~21:00
 高村光太郎さんの肉声が流れます。
 録音先は「朝の訪問」昭和24年11月
 聞き手;高橋忠アナウンサー
 宮澤清六朗読「原体剣舞連」「春と修羅」
〇9月11日(月)には、「賢治を語る 2」
「草野心平、賢治を語る わが文学わが回想」(初回放送 昭和58年=1983 8月11日 ラジオ第2)、「堀籠文之進 賢治の思い出」(同 昭和57年=1982 7月16日 FM盛岡ローカル)も予定とのこと。
貴重な機会ですね。
放送後、一定期間は聞き逃し配信でも聴けます。

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変遷する賢治さん [宮沢賢治の事]

岩手県・花巻駅前のホテルグランシェールがリニューアルしたと聞き、立ち寄りました。
駅前から見えるホテルの壁に新しい看板発見!
グラン1.jpg
お、賢治さんだ。

イーハトーブ館で開催中の「銀河鉄道の夜 四次稿編」を見た後だったので、初期稿から四次稿へと姿を変えていった「銀河鉄道の夜」と対峙して見えた・笑。
 ★案内はこちら→https://www.kenji.gr.jp/2023/06/23/21755/


オー、変遷する賢治さんだ。

それは「宮沢賢治探検隊本部」の案内看板でした。
矢印に沿ってホテルの中へ。
グラン2.jpg
賢治作品などが自由に読めるお座敷空間の賢治文庫がありました。
さらに奥には、ホテルリニューアルの様子がわかる模型や、ホテルと賢治さんの関わり、花巻マップなどいろいろ。
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中でも楽しかったのは鉱物のお部屋。
もともとはお寿司屋さんのカウンターだった?気配がありますが、並んでいる鉱物が実に「おいしそう」。
グラン4.jpg
お座敷の賢治文庫と、このカウンターを利用して「賢治バー」やったら楽しそう、いかがでしょうかーグランシェールさん♡

フロント前のロビーも「銀河風」。
賢治童話の鉱物の世界を楽しめる大浴場もできたそう。

それからロビーには大谷選手のコーナーもありました!さすが花巻ですね。
グラン5.jpg
「宮沢賢治探検隊本部」は、宿泊者でなくてもフロントに一言つたえるとご自由に見られます(無料です)。
花巻駅前の楽しみがひとつ増えました。

〇ホテルグランシェール花巻のHP
 →https://www.rio-hotels.co.jp/hanamaki/


#ホテルグランシェール花巻
#宮沢賢治探検隊本部
#岩手 #花巻
#宮沢賢治 
#宮沢賢治と花巻を旅する

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カフェ・猫のじむしょ@宮沢賢治イーハトーブ館 [宮沢賢治の事]

岩手県花巻市にある宮沢賢治イーハトーブ館。
2023年7月15日から12月27日まで企画展「『銀河鉄道の夜 四次稿編』複製原画展 ~ますむらひろしの新たな挑戦~」開催中。詳細はこちら→https://www.kenji.gr.jp/2023/06/23/21755/

イーハトーブ館にあるカフェと売店は「猫のじむしょ」といいます。
どちらも、上記の企画展開催中は、ますむらワールドに♡


カフェでは、ますむらさんの絵がコラボしている猫町珈琲が飲めます。
カフェ1.jpg

「銀河鉄道の夜 四次稿編」開催中のメニューです(写真はSさん撮影ありがとう)。
カフェ2.jpg


売店では、ますむら本やグッズいろいろあります。
カフェでつかっているマグカップは、人気のようです。

カフェ3.jpg
ぜひおでかけくださいー♡

#宮沢賢治イーハトーブ館
#イーハトーブ館
#ますむらひろし
#銀河鉄道の夜四次稿編
#ますむらひろし複製原画展
#銀河鉄道の夜
#宮沢賢治
#花巻 #岩手
#花巻カフェ
#カフェ猫のじむしょ
#宮沢賢治学会
#裏方でこの企画展のパネル構成や展示のお手伝いしています後期展示の準備も頑張るぞー

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宮沢賢治学会夏季セミナー2023 [宮沢賢治の事]

『銀河鉄道の夜 四次稿編』複製原画展~ますむらひろしの新たな挑戦~
会場1.jpg

2023年7月15日-12月27日イーハトーブセンター・岩手県花巻市で開催中です。
 ★詳細はこちら
   →https://www.kenji.gr.jp/2023/06/23/21755/

会場2.jpg


展示物の中には「銀河鉄道の夜」に登場する酢活版所のシーンとリンクして

山口活版所の字母や活字の実物展示もあります。
会場3.jpg
是非ご来館くださいー。

そして7/29は夏季セミナー。
ますむらひろしさんの講演会とサイン会。

会場は花巻の方をはじめ、北海道や関東、関西、全国からの大勢で賑わっていました。

あ、ヒデヨシさんも来館。
会場5.jpg

会場に飾られていた、ますむらさんのサインに書かれた「smile」。その文字そのまま会場の雰囲気でした。
会場4.jpg

感激の一日でした。


会場6.jpg
#イーハトーブ館
#ますむらひろし
#銀河鉄道の夜四次稿編
#私は裏方でパネル構成や展示のお手伝いをしています

#会場でパネルの実物を見たときは感激ウルウル
#花巻
#岩手
#宮沢賢治
#宮沢賢治学会
#宮沢賢治学会イーハトーブセンター

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8/30宮沢賢治講座@兵庫・夙川 [宮沢賢治の事]

賢治仲間が講師を務める宮沢賢治講座のご案内です。
申し込み不要・参加費無料。

彼女は現在、賢治学会理事で、大学で教鞭をとっていて、ポラン堂古書店・店主。
賢治のこと、本の話題など聴ける講座になるはず


【夙川公民館地域学習推進員会講座】
「宮沢賢治の世界へ ~詩と童話を中心に~」
日時:2023年8月30日(水曜日)13時30分~15時 
会場:夙川公民館(阪急夙川駅下車、南へ徒歩5分) 
講師:森本 智子
   武庫川女子大学 文学部 日本語日本文学科非常勤講師  
事前申込:不要(当日受付 先着順) 
定員:190名

〇詳細はこちら https://www.nishi.or.jp/bunka/shogaigakushu/kominkankoza/hachigatubunka.html#cmsshukugawa
 ↓ クリックすると大きくなります
案内 20230830 賢治講座.jpg

ちなみに、彼女を含めた3人で花巻で開催中の「ますむらひろし複製原画展」作業グループです。
このお盆休みは、10月下旬予定の後期展示の準備にいそしんでいます。
がんばるぞー!(見に来てね)


関西は台風7号が近づいてきて、風が強くなってきました。
関東、東北、北海道の皆様もどうぞご安全に。
(2023年8月14日)

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7/15から「ますむらひろし展」@岩手県花巻市 [宮沢賢治の事]

2023年7月15日から12月27日まで、宮沢賢治イーハトーブ館(岩手県花巻市)で
企画展「『銀河鉄道の夜 四次稿編』複製原画展 ~ますむらひろしの新たな挑戦~」を開催します。
ブログ用 ますむら展 HP画面.jpg

期間中、
7月29
日には、ますむらさんの講演会とサイン会、
11月3日には、サイン会を行います。

これは速報です。
詳細は追って、宮沢賢治イーハトーブセンターのHPでご案内いたします。

  ★宮沢賢治イーハトーブセンター
   https://www.kenji.gr.jp/

・・・ ・・・
賢治仲間と打ち合わせしてきた「花巻での楽しい企画」。
速報でやっとご案内できます♡
私は裏方で展示のお手伝いをしています。
ますむらひろし×宮沢賢治が織りなす「銀河鉄道の夜」の世界。
ユニークな企画展になりそうです。
2年越しの準備もいよいよ佳境に入ってきました。

7月のイーハトーブ館へぜひお越しください。

#宮沢賢治
#イーハトーブ館
#ますむらひろし
#銀河鉄道の夜
#四次稿編

 

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絵本『注文の多い料理店』 [宮沢賢治の事]

鉄の彫刻家・安斉重夫さんの2冊目の絵本『注文の多い料理店』が出版されました。

安斉さんの鉄の彫刻が、森の空気に溶け込んでいます。
木の葉のかさかさする音も聞こえてきそう。
山猫軒のシーンには、ちょっと不気味な光や影が漂うけれど、どこか不思議でおおらかな空気も感じられます。

朗読家・青木裕子さんの「注文の多い料理店」朗読も、巻末のQRコードから聴くことができます。

見て、読んで、聴いて楽しめる1冊です。

安斉さんの自費出版本です。
書店扱いが無いのが残念ですが・・・気になる方は安西重夫公式HP「心の森」から直接お問い合わせください。
 ★こちら→https://shigeo1205.wixsite.com/home

安斉重夫さんは、2010年宮沢賢治イーハトーブ賞奨励賞受賞者。

ご夫妻とは賢治のふるさと花巻で9月に再会する「大沢ポラーノの広場」の仲間。
今年もまた再会できますように!

2019年京都開催の、安斉さんの個展会場にはポラーノの仲間大集合♪
楽しかったですね。
 ★京都の個展記事はこちらを
   →https://bonjour-konogoro.blog.ss-blog.jp/2019-07-25

#安斉重夫 #鉄の彫刻家
#注文の多い料理店
#宮沢賢治
#青木裕子
#宮沢賢治の絵本
#絵本はたのしい
テキストの画像のようです

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ワルトラワラ50号 玄米パン [宮沢賢治の事]

宮沢賢治を愛する人、研究者が集まって執筆している、松田司郎氏主宰の研究同人誌「ワルトラワラ」。
今年2023年2月に50号が発行されました。創刊号が1994年なので29年。来年は30周年!
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私は創刊号から「宮沢賢治と食」をテーマに「イーハトーブ料理館」を連載しています。

50号からは新連載「宮沢賢治 農のスケッチ畑のごはん」。
賢治の時代の農産物やレシピ、食文化などを紐解きながら、食べることから、賢治が描いた農の風景を追いかけていこうと思っています。どうぞよろしくおねがいします。
連載第1回は「玄米パン」です。
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賢治は畑で育った白菜の姿や、空に浮かぶ雲などをパンの形にたとえたり、作品の中にもいろんなパンを登場させています。

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『家庭パンと洋菓子の作り方』(昭和9年・糧友会)より、パンを作る道具一覧。
上段の「パン形」でつくると、白菜みたいな形のパンができます。
 こんな感じ ↓
ワル6.jpg
もしかすると賢治は、白菜をこのような形のパンに見立てていたのかも?と想像を膨らませてみました。
白菜っぽく見えてきませんか!?


そして玄米パンは、賢治の花巻農学校教師時代のエピソードにでてきます。
今回作った玄米パンの材料は、薄力粉、玄米粉、黒砂糖、卵、重曹、塩。
玄米粉は市販もあるけれど、今回は岩手県の友人が作った玄米から自分で作りました(最低3日かかる手間が楽しかったので、別記事で紹介します)。
やわらかい生地になりました。丸い形と、なまこ形とそれぞれ2個ずつ作りましたが、出来上がりの形にあまり差がはなった・笑。これから10分蒸します。
ワル4.jpg

10分後
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当時のレシピに沿って作ると、蒸したては、ほやほやでおいしい。でも冷めるととっても固くなる、どっしり玄米パンができあがりました。

★玄米パンに関しては以下の記事もどうぞ

 〇昨年10月に参加した講習会が玄米パン作りのきっかけをくれました
  「賢治を楽しむお料理講習会」
   →https://bonjour-hon.blog.ss-blog.jp/2022-10-25

 〇たかきび粉でもつくってみました 
  「たかきびパン」
   →https://bonjour-hon.blog.ss-blog.jp/2022-10-27

【ワルトラワラ50号・目次】
滝田恒男のスケッチ行脚・更木街道(高木)/滝田恒男
キネオラマ的ひかりのなかに・「春谷暁臥」/松田司郎
松田一郎の光と風のなか・ミズナラの競演/松田一郎
宮沢賢治と心象スケッチ・第三部 みどりいろの通信/松田司郎
あはれマドロス田谷力三は・詩「函館港春夜光景」/牛崎敏哉
賢治雑記帳・賢治と物価/泉沢善雄
宮沢賢治の光と風/滝田恒男
賢治と月食/加倉井厚夫
「永訣の朝」の授業/佐藤和江
農のスケッチ畑のごはん・玄米パン/中野由貴
花椰菜/宮沢俊司
シリトンの会活動報告・バックナンバー・編集後記・執筆者プロフィール


〇「ワルトラワラ」宮沢賢治を愛する人、研究者が集まって執筆している研究同人誌です。主宰は賢治研究者の松田司郎氏。冊子はバックナンバーも含めて花巻市の宮沢賢治イーハトーブ館 https://www.kenji.gr.jp/ で取り扱いがあります。
・・・このブログのコメントへ連絡をいただければ対応できます。
ブログ掲載用 ワルトラワラ.jpg


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気分はパリジェンヌ!? [宮沢賢治の事]

2023年2月某日、定休日のポラン堂古書店。
賢治仲間3人集まって今夏の企画展の「作戦会議」。

そして1月に銀河鉄道に乗って逝ってしまわれた天沢退二郎さんを偲びました。

本棚の天沢さんコーナー(そして右下には『宮沢賢治のレストラン』がある!感謝)をながめながら、なんちゃってフランス風ランチ。
花巻の賢治学会懇親会でお会いする天沢氏はいつも赤ワインを飲んでおられたよね、とノンアルコール赤ワインで乾杯。

バケットに、ハムとカマンベールチーズをはさんだ ”カスクート”。
ポテトサラダ、ほうれん草スープ、フルーツ。パンを切ってはさんで・・・ピクニックみたいで楽しい♡

バケットが思いのほか固かった・・・けれど、おいしく楽しいランチタイムでした。

ランチの後は、神戸にお住まいの編集者さんをお迎えして、4人で賢治のこと、絵本ことで約5時間ノンストップおしゃべり。
連続講座をまとめて受講したような充実感で、翌日まで脳内がパンパンでした。

注)普段は古書店でランチは、やっておりません。
  今回特別に使わせていただいたのでした。
  ポラン堂古書店店主さまありがとうございました。
#ポラン堂古書店
#なんの作戦会議だったかはもうすこしするとお知らせできると思います
#カスクート
#古書店
#今日のいいこと

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小学6年生と賢治を語る 2022 Part 2 [宮沢賢治の事]

「宮沢賢治とイーハトーブを旅しよう」と題しての小学校訪問(今年で18年目です)。
今年は10月の川西市の小学校に続き2校目。
 →1校目の様子はこちらから
   https://bonjour-hon.blog.ss-blog.jp/2022-10-11

「宮沢賢治とイーハトーブを旅しよう」2022年11月1日に芦屋市立朝日が丘小学校へ。
朝日ヶ丘小学校は、3年ぶりの訪問でした。
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ところで関西の小学校で「岩手に行ったことがある人ー」とたずねると、毎年1,2人は手を挙げてくれますが、ほとんどの人にとっては「未知の場所」なのです。

そこで芦屋市の小学校でおはなしをするときは、「芦屋と、岩手と、賢治さん」というトピックスを立て、実は身近なところでつながっているんだよーとうことをお伝えしています。

・芦屋で暮らしていた賢治さんの大学時代の友人がいる

・芦屋と賢治さんのふるさと花巻の人口はほぼ同じ(では花巻と芦屋の面積は?)

・芦屋で暮らしていた詩人の富田砕花さん(「兵庫文化の父」をいわれる詩人で、県下の多くの校歌、市町歌を作詞しした人)は盛岡出身。

・・・ね、いろいろつながりがあるでしょ。
そのほか宮沢賢治さんのこと、賢治のふるさと岩手・花巻のこと、教科書の「やまなし」と「イーハトーブの夢」のことなどをおはなししました。
パワーポイントで花巻の風景を紹介したり、レプリカの賢治さんの2冊の本、雨ニモ手帳を見てもらい、その大きさや、活字の様子、触りたい人には、紙の手ざわりなど楽しんでもらっています。
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児童の誰かさんのテーブルの上。このごろは筆箱もスタンドタイプ。
(担任の先生から了承もらって撮影しました)
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会場は普段は給食に浸かっている「ランチルーム」でした。
壁一面に、給食や食に関する教材が貼ってあり、興味津々見入ってしまいました。
楽しい!

T先生、N先生、校長先生、
そして64名の6年生のみなさん
ありがとうございました。
今回ビックリうれしかったのは、18年前に教材として芦屋市内の数校の小学校にお渡しした「やまなしのお酒」が現役だったこと。行方不明になってしまった小学校も多いのですが、朝小では、6年生担当の先生が持ち回りでしっかり「キープ」してくださっていて、なんと、ほかの小学校へも「貸し出し」ているとか。
でもずいぶんミイラ化しており,
児童のみなさんに新しいヤマナシを見てもらいたい。
そろそろ新しい「やまなしのお酒」をつくりたいのです。
来年、花巻でヤマナシが実る頃、協力いただける方がおられましたら、連絡くださいー。
もう本当に熱望しています。
よろしくおねがいします!
ご参考まで、2017年の「やまなしのお酒」が写っている私のブログ記事です。
5年前ですでに古びてしまっています。
新しいヤマナシのお酒を児童のみなさんに見せてあげたい!!


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たかきびパン [宮沢賢治の事]

9月の岩手で買ってきた「たかきび粉」を使って「たかきびパン」つくりました。
先日おしえてもらった「賢治の頃の玄米パン」の復習です。
  こちら→

玄米粉がなかったので「たかきび粉」を使ったというわけ。

たかきび→岩手では「たかきみ」とも言います。
そういうことで「パッケージ」には「たかきみ」

強火で10分・・・ぶわっとふくらみました。
たかきびはモチ種です。
だからなのか、仕上がりがもっちり、ずっしり。結構硬め。
もうすこしふわっと軽くならないか考えてみよう。
楽しい宿題です。

玄米パン、たかきびパンを作って賢治作品を楽しむ会できたら楽しいだろうなーと妄想もふくらんだ朝でした。

#たかきびパン 
#たかきび
#雑穀 薄紫色をしています
#岩手県北部ではへっちょこ団子というお汁粉を作る材料です
別名は #コウリャン #モロコシ

#宮沢賢治
#宮沢賢治と食
#玄米パン 
#宮沢賢治のレストラン
#料理と文学
#食と文学

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宮沢賢治を楽しむお料理講習会 [宮沢賢治の事]

2022年10月24日
ポラン堂古書店さん にお誘いいただき「賢治ゆかりの食材を用いたお料理教室」に参加しました。

前半は、賢治研究家でもあるポラン堂古書店さんから、宮沢賢治・花巻の紹介と、今回使う食材のでてくる作品紹介。
後半は、賢治の世界を楽しむお料理作り。
講師のGさんは、ポラン堂古書店さんが講師を務めている夙川公民館「宮沢賢治講座」の受講生の方というつながりで実現した講習会とのこと。

〇本日のメニューは、   
 賢治の頃の玄米パン
   材料をこねてこねて、蒸し器に入れたらふっくら出来上がり♡
   自分でこねて蒸すことにしばらくはまってしまいそうです
 
 トマトのサラド
   昔からある品種のトマト(品種名は???)酸味を感じるトマト。
   トマト ごつっとした昔風トマト最近あまり見かけませんね。

 リンゴのスープ
   「国光」という今では懐かしい品種の酸味の強い小粒のリンゴが主役のスープ。
    りんごの香りの漂うコクのあるスープでした

 秋鮭の湯煮
    出張鮨料理人さんが鮭1匹をさばいてくださいました。
    さばきたてを調理できる贅沢♡
    湯煮にすると魚の生臭さが気にならなくなります。
    今回はさばきたての新鮮ぴちぴちなので、さっとゆで。

メニューは『宮沢賢治のレストラン』も参考に献立を作ってくださったということで、感激。
アットホームな雰囲気の中で、賢治のお話を聞き、参加者みんなで調理する時間はとても楽しかったです。
そして関西で賢治仲間の輪がひろがりました。

ポラン堂古書店Mさん、お料理講師Gさん ありがとうございました。
★ポラン堂古書店(兵庫県・西宮市)https://mobile.twitter.com/polando_books

#会場は西宮プレラ調理室でした

#宮沢賢治
#宮沢賢治とお料理

#玄米パン #国光
#ポラン堂古書店
#宮沢賢治のレストラン

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小学6年生と賢治を語る 2022 [宮沢賢治の事]

今年も小学校に宮沢賢治と岩手を紹介しに出かけることができました。
2004年からはじまった小学校訪問は、今年で18年目。
6年生の国語で学ぶ宮沢賢治さんの作品「やまなし」の授業に合わせ、ご縁あって芦屋市と川西市の小学校へでかけています。
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2022年10月11日 川西市立加茂小学校へ。
N先生のご尽力で、授業の中で「お茶っこ」タイムができました!
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朝、調理室をお借りしてN先生と作ったがんづき3台。
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どれもふっくら。
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試食の間は、コロナ禍による「黙食」でしたが、それゆえじっくり味わってもらえたかな。食後の感想は「もっと食べたい」が多かった。
うれしい♡
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授業は「宮沢賢治とイーハトーブと旅しよう」というタイトルで、宮沢賢治さんのこと、賢治のふるさと岩手・花巻のこと、教科書の「やまなし」と「イーハトーブの夢」のことなどをおはなししました。
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川西と言えば三ツ矢サイダー発祥の地。
三ツ矢サイダーと賢治さんって実は「てんぷらそば」つながりのエピソードがあるんだよーそんなおはなしも。
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 ↑ これは今年(2022年9月)花巻の賢治祭会場で見つけたもの

宮沢賢治さんと岩手、時代・・・それが自分とどんなつながりがあるのか。
自分の周りの気になることを、調べていくと面白いよ、ということをお伝えしたかったのです。

昨年に続き2度目の訪問でした。
N先生、担任の先生方、そして94名の6年生のみなさん ありがとうございました。


★2022年は2校目に芦屋市立山手小学校に伺いました。
 報告はこちら→https://bonjour-hon.blog.ss-blog.jp/2022-11-12


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2022イーハトーブ 19 こんなところに賢治さん [宮沢賢治の事]

いわて花巻空港のロビーで「宮沢賢治さん柄の三ツ矢サイダー自動販売機」を見つけました。
側面には「雨ニモマケズ」。

宮沢賢治さん、農学校の先生時代に、教師仲間の友人と、花巻に現在もあるそば屋・やぶ屋さんへ「ブッシュ(「やぶ」の英語)へ行こう」と出かけたというエピソードがあります。

味わったのは、天ぷらそばと三ツ矢サイダー。

当時、サイダーは天ぷらそばより高価だったようです。
今年(2022年)の賢治祭会場には、そんなエピソードを紹介したチラシ(チラシに記されている「生徒たちに…」はちょっと違うような気がするのですが…ツッコミを入れてすみません)と、「天ぷらそばとサイダーセット」のレプリカがありました。

三ツ矢サイダー発祥の地は兵庫県川西市。
岩手と兵庫がサイダーでつながっていることがうれしいです。

そんなわけで、賢治さん柄の三ツ矢サイダー自販機というわけですね。
兵庫県にも置いてほしいと熱望する賢治ファン@関西人です。

#宮沢賢治
#天ぷらそばとサイダー
#三ツ矢サイダー 

#自販機
#宮沢賢治とサイダー
#岩手  #花巻
#Iwate #Hanamaki  #イーハトーブ
賢治祭会場で見つけた「賢治と三ツ矢サイダー」ポスター ↓ と やぶ屋さんレプリカ ↑

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2022イーハトーブ 16 イギリス海岸 [宮沢賢治の事]

9月の花巻。
お天気が良かったので花巻駅前から「イギリス海岸」までぶらぶら歩いていきました。
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バス停は、銀河鉄道の夜の「白鳥の停車場」。
青空!
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たしかにここは修羅の渚・・・賢治さん作「イギリス海岸の歌」の歌詞がよぎります。
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〇イギリス海岸・・・
宮沢賢治が名付けた北上川のほとりです。昔は泥岩層の川底が見え、歩くこともできたそうで、それを賢治さんは作品「イギリス海岸」(大正12年ごろの作品です)で「全くもうイギリスあたりの白亜の海岸を歩いてゐるやうな気がするのでした。」と記しています。
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〇泥岩層(でいがんそう)・・・
現在は、北上水系のダム整備の影響で水位が下がらないので見ることはできません。しかし賢治の命日9月21日に上流のダムの水量を調整し、「出現」の試みが行われています(今年2022年は台風14号で中止)。
渇水時にも、
ほんの時折、現れることがあり、そんなときは賢治ファンの間で「今、見えるみたい」と連絡が行き交ったりします。

#イギリス海岸
#宮沢賢治 #北上川
#3年ぶりの花巻 
#岩手 #花巻
#Iwate #Hanamaki
#イーハトーブ

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2022イーハトーブ 3 賢治祭 [宮沢賢治の事]

2022年9月21日 宮沢賢治さんの89回目の命日。

3年ぶりに賢治祭(けんじさい)が開催されました。
会場は花巻文化会館。
賢治さんが教師をしていた農学校のあった場所です。

会場では「お久しぶり!」の再会がたくさんありました。
ステージからは、鹿踊り(ししおどり)の太鼓の音が、ずん、と、あたりに響きます。

これまでのポスター展示を見ながら、
今日ここにいられることが、とてもとてもありがたく感じられました。

#岩手  #花巻
#Iwate #Hanamaki
#賢治祭
#宮沢賢治 #イーハトーブ
#2022年9月21日

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2022イーハトーブ 2 「茶寮かだん」さんへ [宮沢賢治の事]

花巻でランチタイム。
和洋折衷の古民家カフェ「茶寮かだん」さんへ。

宮沢賢治さんが作った花壇があります。

賢治さんが選んだレンガ、洒落ているなあ。

洋室で、親しい賢治仲間とランチタイム。
ハンバーグ定食
12.jpg

箸置きは、お庭のレンガモチーフです。


★茶寮かだん
 https://hanamaki-kadan.com/

#茶寮かだん #古民家カフェ
#岩手  #花巻
#Iwate #Hanamaki

            ↑ お庭の賢治さんのレンガ  ↑ ランチの箸置き
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イーハトーブ風景学 宮沢賢治の<場所> [宮沢賢治の事]

宮沢賢治関連の本の紹介です。
『イーハトーブ風景学 宮沢賢治の<場所>』
7人の賢治研究者が、それぞれの視点で賢治の作品を「場所」というテーマで読み解いていく論集です。
ブログ イーハトーブ風景学 表紙.jpg
七月社HPの「試し読み」から「目次」と、編者の岡村民雄さんの序論「なぜ<場所>から宮沢賢治を読むのか」が読めます。  
 こちら→ https://www.7gatsusha.com/books/1076/

表紙は、宮沢賢治さん自筆の水彩画「日輪と山」!

目次をながめれば、「場所」が、賢治のふるさと岩手県花巻市という「場所」をはじめ、「原風景」「作品舞台」「風景」「山」「川」「郊外」など、さまざまな視点、論点へと拡がっていく予感があります。

そして各章という「場所」を訪ね歩くと、賢治の作品世界があちこちで「場所」と結びついているんだなと気づかせてくれました。賢治ゆかりの花巻の「場所」と作品の解説のコラムもあり、併せて読むと賢治の気配のある「場所」やそこに流れている時間、空間に隠れているチカラや魅力を伝えてくれます。
賢治作品の楽しみ方が拡がりました。
賢治の世界は多角的です。

7人の筆者は、宮沢賢治学会でもおなじみのみなさん。
花巻の「風景」の中で、7人で「風景学」を語ってくださる機会があるといいなあ。

『イーハトーブ風景学 宮沢賢治の<場所>』
岡村民夫 赤坂憲雄 /編 
七月社  2022年8月/発行

七月社HPより・・・
「風景のフィールドワーカー」 猫がしゃべり、鉄道が銀河を走る幻想的なイーハトーブの物語には、しかし、賢治が歩き、そして生きたリアルな土地の刻印が穿たれている。風景との共同作業によってみずみずしく記述されたテクストを、〈場所〉をキーワードに7人の著者が読み解く。 執筆陣は、民俗学者・赤坂憲雄、詩人・吉田文憲が主宰していた賢治研究会「風信社」のメンバーたち。

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#宮沢賢治学会イーハトーブセンター

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賢治たちの自炊めし 4 [宮沢賢治の事]

宮沢賢治の食の風景を「自炊」をテーマに追いかけた「賢治たちの自炊めし」。
ワルトラワラ49号(2022年7月発行)に掲載の
「4膳目」は「自啓寮の校長汁」。
ブログ掲載用 49号 表紙.jpg
大正5(1916)年、20歳の宮沢賢治さんは盛岡高等農林学校2年生。自啓寮(じけいりょう)で寮生活を送っていました。
盛岡高等農林学校は、現在の岩手大学農学部の前身です。

校長汁は、初代校長、玉利喜造博士が考案した学生のための安くて栄養のあるスープ。
玉利校長についての詳しくはワルトラワラ49号で。ここでは割愛しますが、その教育方法が個性的で素敵なんです。

だれが名付けたかそのスープは「校長汁」「ゴチョー汁」「ゴチョウ汁」と呼ばれ、週3-4回登場するヘビロテメニューに。
だけど、大正2年の献立投票結果では120名のうちの「5票」(ちなみに上位はライスカレー、茶わん蒸し、鮭のフライでした)。人気はいま一つでも、校長退職後も自啓寮の献立に取り入れられ続けた、愛されメニューだったようです。

玉利校長は、宮沢賢治さんが入学する6年前、明治41(1909)年に退職。だから二人は直接的なかかわりはなかったと思われます。しかし、このスープは校長退職後も、自啓寮の献立に残り、昭和の初めの記録にもそれらしきものがでているので、賢治さんも味わっていたはず。


さて、自啓寮は食事は自炊制で「自炊委員」がいました。そうここが今回の要!「自炊」!

といっても寮生約120人の調理のためには調理人が雇われていました。
自炊委員の主な役目は、献立作成と食費のやりくり。戦争や飢饉で食糧不足の時代には、卵、肉、米、野菜は各学科から調達する役割も担っていたようです(農学校ですから、作ったりお世話していたものが食材になったというわけですね)。自啓寮の「自」は「自治」。そのため自分たちが食べる食事にも学生たちはちゃんとかかわっていたのです。

今回の再現料理は「校長汁」。
ブログ掲載用 49号 賢治めし 4.jpg
基本の「校長汁」は、水に漬けた大豆をすりつぶして作った汁に、生野菜のみじん切りを入れたものだったようです。大豆の代わりにおからを使った「校長汁」の時代もあったようですが、今回、私は水に漬けた大豆をすりつぶして作った「呉汁」をベースに「ちょっとだけ西洋風な呉汁」を作りました。

使う大豆は、岩手の友人が作った「リュウホウ」(Kさんありがとうー)。
味噌味に、こしょうも少々。玉ねぎ、にんじんの香味野菜をたっぷり加え、野菜の切り方はフランス料理の「ペイザンヌ」=「色紙切り」にしました。ペイザンヌはフランス語で「田舎風」「農夫風」という意味なので。

呉汁は、栄養豊富で体も温まるので、寒い季節の郷土料理として日本各地にあります。だから「ゴチョウ汁」「ゴチョー汁」の「ゴ」は呉汁の「呉」なのでしょう。

それからきっと「玉利校長のごちそう」の「ご」。

詳しくは「ワルトラワラ49号」に。
  49号目次 ↓ クリックすると大きくなります
ブログ掲載用 49号 目次.jpg
・・・ ・・・ ・・・
「自炊」をキーワードに賢治さんとその時代をながめる試み「賢治たちの自炊めし」これにておしまい。たった4回で、掘り下げ方が浅~いところもありますが、賢治さんを追っていくのはおもしろいなあ。食からその人、その時代をながめていくのは楽しいです。ほんのひとかけらでも楽しさが伝わっていたら幸いです♡

長~い文章におつきあいいただきましてありがとうございました。

〇「ワルトラワラ」宮沢賢治を愛する人、研究者が集まって執筆している研究同人誌です。主宰は賢治研究者の松田司郎氏。冊子はバックナンバーも含めて花巻市の宮沢賢治イーハトーブ館 https://www.kenji.gr.jp/ で取り扱いがあります。
・・・このブログのコメントへ連絡をいただければ対応できます。
ブログ掲載用 ワルトラワラ.jpg


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