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小学6年生と賢治を語る 2022 Part 2 [宮沢賢治の事]

「宮沢賢治とイーハトーブを旅しよう」と題しての小学校訪問(今年で18年目です)。
今年は10月の川西市の小学校に続き2校目。
 →1校目の様子はこちらから
   https://bonjour-hon.blog.ss-blog.jp/2022-10-11

「宮沢賢治とイーハトーブを旅しよう」2022年11月1日に芦屋市立朝日が丘小学校へ。
朝日ヶ丘小学校は、3年ぶりの訪問でした。
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ところで関西の小学校で「岩手に行ったことがある人ー」とたずねると、毎年1,2人は手を挙げてくれますが、ほとんどの人にとっては「未知の場所」なのです。

そこで芦屋市の小学校でおはなしをするときは、「芦屋と、岩手と、賢治さん」というトピックスを立て、実は身近なところでつながっているんだよーとうことをお伝えしています。

・芦屋で暮らしていた賢治さんの大学時代の友人がいる

・芦屋と賢治さんのふるさと花巻の人口はほぼ同じ(では花巻と芦屋の面積は?)

・芦屋で暮らしていた詩人の富田砕花さん(「兵庫文化の父」をいわれる詩人で、県下の多くの校歌、市町歌を作詞しした人)は盛岡出身。

・・・ね、いろいろつながりがあるでしょ。
そのほか宮沢賢治さんのこと、賢治のふるさと岩手・花巻のこと、教科書の「やまなし」と「イーハトーブの夢」のことなどをおはなししました。
パワーポイントで花巻の風景を紹介したり、レプリカの賢治さんの2冊の本、雨ニモ手帳を見てもらい、その大きさや、活字の様子、触りたい人には、紙の手ざわりなど楽しんでもらっています。
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児童の誰かさんのテーブルの上。このごろは筆箱もスタンドタイプ。
(担任の先生から了承もらって撮影しました)
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会場は普段は給食に浸かっている「ランチルーム」でした。
壁一面に、給食や食に関する教材が貼ってあり、興味津々見入ってしまいました。
楽しい!

T先生、N先生、校長先生、
そして64名の6年生のみなさん
ありがとうございました。
今回ビックリうれしかったのは、18年前に教材として芦屋市内の数校の小学校にお渡しした「やまなしのお酒」が現役だったこと。行方不明になってしまった小学校も多いのですが、朝小では、6年生担当の先生が持ち回りでしっかり「キープ」してくださっていて、なんと、ほかの小学校へも「貸し出し」ているとか。
でもずいぶんミイラ化しており,
児童のみなさんに新しいヤマナシを見てもらいたい。
そろそろ新しい「やまなしのお酒」をつくりたいのです。
来年、花巻でヤマナシが実る頃、協力いただける方がおられましたら、連絡くださいー。
もう本当に熱望しています。
よろしくおねがいします!
ご参考まで、2017年の「やまなしのお酒」が写っている私のブログ記事です。
5年前ですでに古びてしまっています。
新しいヤマナシのお酒を児童のみなさんに見せてあげたい!!


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